ピアノ：稲岡 千架

兵庫県生まれ。京都市立堀川高等学校音楽科、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業後、渡独。マンハイム音楽芸術大学ピアノ科、ソリストコー スをDAAD(ドイツ政府学術交流会)特別奨学生として最優秀で修了し国家演奏家資格を授与される。マンハイム音大学内モーツァルト・コンクール全部門総合優勝。バーデン=ヴュルテンベルク州政府新年祝賀会、ハイデルベルク音楽祭、モーツァルト・ガラコンサート等に出演。南西ドイツ放送(SWR)でも演奏が取り上げられ、ソリストとしてヒルデスハイム市立劇場管弦楽団、韓国室内オーケストラなどと共演。帰国後もソロ、室内楽奏者として積極的に活動。ライフワークとしてモーツァルトの作品に取り組み、2017年4月には1stアルバムとなる”Mozart Rondos＆Sonatas“をリリース。またフォルテピアノやクラヴィコードなどのピリオド楽器を使用した演奏会やレクチャーも行う傍ら、現代作品の分野でも協奏曲やソロの委嘱作品の初演も数多く手がけている。これまでにピアノを柳井修、大畑博貴、石附秀美、渡辺健二、オキー・リー、ルドルフ・マイスタ、室内楽をアンドレアス・ピストリウス、リート伴奏法をハイケ・D・アラッドの各氏に師事。昭和音楽大学附属音楽教室非常勤講師。全日本ピアノ指導者協会正会員。